2013年7月2日火曜日

不安との付き合い方


不安を隠してはならない。不安こそがまともな価値判断機構なのだと、僕は思う。
不安があるからこそ、人はその不安対象を適切に扱うための努力をしようとする。不安がなければ、どんな無茶でもしてしまう。ただ、不安も扱い方を間違えると日常生活に支障を来したり、正しい不安というものを判断できなくなってしまう。日常生活への支障をきたすような不安とは、無理に不安感を引き起こそうとして、それが癖になり、不安を止められなくなることである。これは治すまでに時間がかかる。また、正しい不安とは、必要な時にしか現れないものだ。この不安が現れたときのみ、その不安感を抱きつつも前に進もうと努力することが自らの成長につながる。だから、不安を隠そうとすることは、この正しい不安すらも無視してしまう形になる。大切なのは、不安とうまく付き合っていくこと。不安の原因をしっかり分析して、それの対策を考え、実行に移すことが、本当の意味での不安への対策になるだろう。



これは僕が日常生活で思ったことだ。もちろん、体験したことも含んでいるし、これからこういう風に生きて行きたい、という願望も入っている。
万人に当てはまることじゃないだろうけど、こういう考え方もあるんじゃないかな。