2017年9月13日水曜日

Aliexpressでの失敗

最近Aliexpressでの買い物を始めたんですけど、失敗談です。
AliexpressはAlibaba.comの個人版で、両方とも同じアカウント、パスワードで利用できます。しかし、Alibaba.Comは法人利用なので、ロット販売がメインなため、個人で利用するにはハードルが高いです。また、買い物するために毎回出店者との取引連絡が必要らしく、ちょっと面倒なため、ちょっとした買い物なら個人向けの販売サイトであるAliexpressを使います。

失敗というのは、ここで買ったタブレットなんですが、これが割と曲者で、ondaやchunwiなど大手の出しているタブレットは問題ないと思うんですけど、今回買ってしまったのが、BMXCという調べても出てこないメーカーのタブレットでした。しかも、スペックがocta core、4GB、2560×1440(10.1inch)、64GB、LTE対応って書いてあるのに110ドル切ってるんです。これは買いだな!って日本人なら普通思うわけなんですが、ここが中国の怖いところ。スペックってフェイクなんですね。

実際に購入時にはCPUもMTK6592って書いてあるんです。
で、届いて使ってみたところ、思ったよりももっさりしている。。。
この手のタブレットやスマホは、電源ボタンとボリュームボタンの下とか上を同時押しで起動するとBIOS画面に行けるので、そのようにしてみると上記のような画面が現れました。CPUの表記はMT6580ですね。これは4コアのCPUなので、この時点で偽物ってわかりました。
中を開けてチップセットの部分を見てみると、、、
赤丸で囲ったチップには、MT6580Aって書いてありますね。これでフェイク決定です。
ほかにもチップの表面に書いてあるものを検索してみると、残念ながらメモリ64GBも嘘で、実際は16GBらしいです。また、多分画面も違うスペックなんでしょうね。。

実は、このチップが違うことに気が付かずにROMの書き換えをしてしまい、結局文鎮になってしまいました。。。
ということで、取り返しのつかないことをする前に、どこかで足を止めておくべきでした。。。

以上、失敗談でした。

Remix OSを使ってみたい!

最近タブレットPCをAliexpressで買いました。しかし、1週間後にファームウェアの書き換えに失敗し、文鎮になってしまいました。。。orz

資金も無いので、とりあえず大きな画面でandroidを使いたい、ということで所有しているノートパソコン(vaio Duo 13)にRemix OSを入れてみました。

今回、入れるにあたり、3年以上もリカバリもしていなかったのですが、リカバリしまくってやりました。もう、面倒なことこの上なかったのですが、お金が無いので仕方ありません。

ってことで、色々調べました。

まず、RemixOSはもう一般向けの開発が終了したそうで、今後新しく更新されることは無いそうです。今後はAppleのように本体とOSセット販売の路線みたいです。残念。

準備するもの
・2 in 1のPC(出来ればintel製)
・USBメモリ(32GB以上がオススメです)
Remix OS本体
くらいですね。
RemixOSは、exeファイルとisoファイルの両方ありますが、isoファイルを使ってインストールするには、さらにUSBドライブに書き込む用のソフトが必要になります。オススメはRufusですね。インストール無しで使えるんで。当然USBドライブ内のファイルは消えちゃうんで、書き込む前にバックアップするか、新しいのを買うのをオススメします。

rufusはこんな感じになってます。
インストールするドライブを選んで、画面のISOイメージを選び、横のとこをクリックしてイメージを選びます。選んだらスタートして、出来上がりを待ちます。

Remix OSのファイルを使う場合は、ここから好きな方をダウンロードして使いましょう。正直、64bit版を選んでおけば間違いないと思いますが、古いパソコンにインストールするなら、32bit版しか使えないっぽいです。UEFI対応していないパソコンを使ってる人は、32bitを使ってください。
ファイルを展開すると、以下のようなファイルが見えます。
で、exeファイルを開くと以下の画面が表示されます。
ここで、同じフォルダ内のisoファイルを選択し、USBメモリにインストールするならタイプをUSB、ドライブをインストールしたいUSBドライブに選択します。ハードディスクにインストールしたい場合はそのままインストールしてください。

ただし、HDDに何回かインストールして見て思ったのは、windows8無印なら問題なく起動できるけど、windows10や8.1に更新したら使えなくなるところが問題です。これは、ブートファイルが書き換えられてしまうことが原因らしく、これを修復するためにubuntuを使ってGrubいじったりとしてみたのですが、あんまりうまくいかなかったので、オススメはUSBドライブからのbootですね。USBドライブからの起動であれば、USBメモリもUSB3.0の32GB以上を購入したら使いやすいです。私はこれを買いました。安くて出っ張りが無いので、パソコンに挿しておいても違和感が少なく、ある程度早いので、今回の用途では概ね満足です。

インストールが終わったら、パソコンのBIOS画面に行き、bootの順番をUSBドライブをプライマリに変えましょう。そうしたら、USB内部のbootloaderが起動するので、一番上のを選ぶとRemix OSが起動します。windowsを起動したければwindowsのマークのアイコンにします。起動後30秒くらい放置すると、勝手にRemix OSが起動します。初回の起動はちょっと長いので、放置しましょう。
※もし、起動に失敗したら、電源切ってやり直してみてください。それでもダメなら、もっかいインストールするとうまくいくことが多いです。
起動したら言語選択の画面になるので、英語にしたらまだやりやすいと思います。
とりあえず、インストールは終了です。
そのあとは、wifiにつなげていつものAndroidの初期設定と同じです。

私は、Androidじゃないと使えないアプリを使うためにわざわざインストールしましたが、Androidを使ってみたいけど、買うのは面倒って人にもおすすめです。とは言え、Remix OSは設定が甘く、カメラが使えなかったり、wifiがすぐに切れたり、BTが使えなかったりと面倒な部分はありますが、アプリなどを一時的に使うには十分な機能です。

あと、今のところ本体はリンク切れで落とせないので、torrentを使ってください。torrentは、LinuxのOSの配布などに使われているp2pなので、著作物をダウンロードしない限りは大丈夫です。オススメはこれです。面倒な設定は一切なしに使えるので、配布版のubuntuとかを落とすのによく使ってます。また、一部のNASやルーターには標準で入っていて、軽くて使いやすいですね。