2013年8月6日火曜日

カフェインの話(慢性カフェイン中毒)

 最近気づいたこととして、カフェインの有害性について書こうと思う。もちろん、主観的なことなので、ここは科学的に違うと思うぞ!と言われても困るので、先に断わっておく。



 別に大したことはないんだけれども、カフェインを常用し過ぎたせいで、慢性カフェイン中毒になってしまったようだ。これから復帰するためにはおよそ1週間のカフェイン断ちをすることで、体内にカフェインの無い状態に戻ることができた。しかし、今回のことでわかったことは、普段カフェインを飲んで覚醒するという状態は、実はカフェインを常用することによって、体がカフェインを摂っていない状態を拒絶しているがために体がだるく感じられることからの復帰ではないだろうか?ということだ。つまり、カフェインを常用していた時に、朝起きて、コーヒーを飲まないで1日を過ごそうと思ったら、すごくだるくて生産性が下がるのは、カフェインの禁断症状に陥っているせいであって、カフェインが習慣付いていない場合は飲まなくても全然体がだるいということはない、ということだ。
まとめると
・カフェイン常用時
 ・コーヒー飲む→快適
 ・コーヒー飲まない→だるい
・カフェインを摂らずに1週間過ごした後
 ・コーヒー飲まない→だるくなく快適

という結果が得られた。もちろん、カフェインを全くとっていない状態に慣れたからといってコーヒーが飲みたくないわけではなく、コーヒーの香りを嗅いだら飲みたくはなる。今回、カフェインから離脱することで日常の快適さを取り戻したわけではあるのだが、コーヒーを飲む生活に戻すためには、コーヒーを飲んでも慢性カフェイン中毒にならない基準を調べる必要ある。そのハードルを越えないようにコーヒーを飲めば、慢性カフェイン中毒になることはなく、コーヒーを飲まなくてもだるくない状態を維持することができるのかもしれない。まだ、試してはいないが、もし慢性カフェイン中毒になるのであれば、調整が悪かったのか、あるいは飲めば必ずなるものだということになってしまう。とりあえず、毎日コーヒーを飲む前後の体調や気分についての記録を取り、慢性カフェイン中毒になっているかどうかを気付くための手段にしようと思う。

そうそう、慢性カフェイン中毒について、この症状は基本的にはだるいとか片頭痛とかそんなんがよく表れるらしい。ほかには睡眠障害や不安神経症など、精神障害も現れるため、なんだかんだと危険である。教科書的なカフェインの作用は、細胞内のcAMPの分解抑制をし、PKAの効果の減衰を妨げることで、細胞自体の働きをあげるとのこと。神経系でこれが起こると興奮が長く続き(β受容体やα2受容体に結合するとかそんな感じ(うろ覚え))、覚醒状態を引き起こすとのこと。もちろん、こういう効果が全身で隈なく起こるわけではないので、一応カフェインの作用の参考程度に。

※これは厳密な実験ではないため、もちろん個体差があると思うし、万人に言えることではない。ここにこう書いてあるからといって、慢性カフェイン中毒になるとは限らないし、仮になったとしてもだるくなるとは限らない。これは、僕の記録だから、これを読んで試してみようと思ったのならば、ご自分で試して、その結果をもとに日常生活の効率化のためにフィードバックしてもらえれば良いと思う。